新弟子検査で握力計破壊!エストニア出身20歳が話題に

新弟子検査で握力計破壊!エストニア出身20歳が話題に スポーツ

大相撲九州場所(8日初日・福岡国際センター)を前に、2026年11月2日に福岡市内で新弟子検査が行われました。受検者4人全員が体格基準を満たした中で特に注目を集めたのが、エストニア出身のザドロズノイ・アナトーリ(20、秀ノ山部屋)です。握力測定の際に握力計が「パーン」と音を立てて壊れ、計測不能になるという規格外の怪力ぶりを見せたことがニュースになっています。

何が起きたのか:経緯を整理

今回の出来事の流れを簡単に整理すると、次のようになります。

日付 出来事
11月2日 福岡市内の病院で大相撲九州場所の新弟子検査を実施
同日 受検者4人全員が身長167センチ・体重67キロ以上の体格基準をクリア
同日 アナトーリの握力測定で握力計が壊れ、計測不能に
今後 内臓検査の結果を待ち、8日の初日に合格者が発表される予定

スポーツ報知によると、握力計を製作する体力測定器メーカーの担当者も「測定で使用されたのは一般向けだとは思う。100キロを超えた力を加えると振り切れてしまうこともあるが、相当な力の持ち主なのでは」と驚きを隠せなかったそうです。

背景を解説:新弟子検査とは、アナトーリ選手とは

新弟子検査は、力士を目指す人が本場所前に受ける審査で、身長や体重といった体格基準を満たしているかどうかを確認します。今回の九州場所前の検査では、身長167センチ以上・体重67キロ以上という基準が設けられていました。体格検査に加えて内臓検査も行われ、その結果を踏まえて合格者が発表される仕組みです。

アナトーリは2006年11月2日、エストニアの首都タリン生まれで、ちょうどこの日が20歳の誕生日でした。柔道やレスリングを経験した後、13歳から相撲を始め、13歳でエストニア王者になった実績を持ちます。元大関・把瑠都(カイド・ホーベルソン氏)の勧めで、現役時代のライバルだった秀ノ山親方(元大関・琴奨菊)の部屋に入門しました。昨年12月から研修生として本格的に日本での生活を始め、日本語は好きなアニメの字幕を見て学んでいるといいます。得意技は握力を生かした右四つからの投げだそうです。

よくある疑問

新弟子検査の合格発表はいつ?

内臓検査の結果を待ち、8日の九州場所初日に合格者が発表される予定です。合格すれば、興行ビザ取得後の来年初場所(1月)以降に初土俵を踏むことになります。

エストニア出身の力士は他にもいる?

これまでにエストニア出身の力士としては、元大関で幕内優勝1度の把瑠都と、北欧司がいます。北欧司は2004年夏場所に初土俵を踏みましたが、ホームシックのため同年8月に帰国し、そのまま引退しました。アナトーリが合格すれば、同国出身では把瑠都以来3人目の力士誕生となります。

握力計が壊れるとはどれくらいの力なのか?

日本相撲協会の公式YouTubeチャンネル「親方ちゃんねる」の企画では、130キロまで測れる握力計を使って力士が計測に挑戦しており、宇良が119キロ、照ノ富士や正代が115キロなど、100キロ超えの記録が相次いでいます。アナトーリの握力は推定100キロ超とみられており、こうした既存の記録と比べても十分にインパクトのある数値と言えそうです。

編集部の視点

今回の話題のポイントは、単に「力が強い」というだけでなく、握力計という計測機器そのものを壊してしまったという具体的なエピソードにあります。力士の握力自慢としては宇良の119キロが最高レベルとされてきた中で、新弟子検査という本場所前の節目の場でここまで注目を集めたのは珍しいケースではないでしょうか。編集部としては、把瑠都というエストニア出身の大先輩が持つ知名度と実績もあり、今回のニュースが「令和の怪力新人」として大きく取り上げられた背景にはそうした文脈もあるのではないかと感じます。もちろん、合格発表や初土俵はこれからのことであり、今後の成長や成績については現時点で断定できることは多くありません。

まとめ

  • 11月2日に福岡市内で行われた新弟子検査で、エストニア出身のアナトーリ(秀ノ山部屋)が握力測定中に握力計を壊す怪力を披露した
  • 受検者4人全員が体格基準をクリアしており、内臓検査の結果を経て8日の九州場所初日に合格発表が行われる予定
  • エストニア出身力士としては元大関・把瑠都以来3人目となる可能性があり、合格すれば来年初場所以降の初土俵が見込まれる

参考・出典

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