ゼルダ時のオカリナ リメイク版が発売、何が変わった?

ゼルダ時のオカリナ リメイク版が発売、何が変わった? ゲーム

Nintendo Switch 2向けソフト「ゼルダの伝説 時のオカリナ」が、2026年11月5日に発売されました。約28年前にNINTENDO 64で発売された名作のフルリメイクで、グラフィックやサウンドが一新されたほか、フルボイス化や新機能の追加によって遊びやすさも大きく向上しています。海外レビューでは高評価も伝えられており、発売直後から大きな注目を集めています。

何が起きた?発売までの流れ

今回話題になっているのは、1998年にNINTENDO 64で発売された「ゼルダの伝説 時のオカリナ」を、Nintendo Switch 2向けにフルリメイクした作品が正式に発売されたというニュースです。電ファミニコゲーマーによると、パッケージ版の価格は8980円(税込)、ダウンロード版は7980円(税込)とのことです。

時期 できごと
1998年 NINTENDO 64版「ゼルダの伝説 時のオカリナ」が発売(原作)
10月29日 「ゼルダの伝説 40周年アニバーサリーエディション」のNintendo Switch 2が発売
11月5日 Switch 2向けリメイク版「ゼルダの伝説 時のオカリナ」が発売。対応周辺機器「エレクトリック 時のオカリナ」も同日発売

原作とリメイクは何が違うのか

物語の骨格は原作と変わりません。コキリの森に住む少年リンクが、森の守り神「デクの樹サマ」からハイラルを救う運命を告げられ、相棒の妖精ナビィとともに、野望を抱くガノンドロフに立ち向かうため旅立つという筋書きです。冒険の途中でリンクは大人へと成長し、「こども」と「おとな」でできることや使えるアイテムが異なる、2つの時代を行き来する仕組みも原作どおり引き継がれています。

一方で、今回のリメイクではグラフィックが一新され、フルボイス化やサウンド面の刷新も行われました。任天堂のインタビューによると、今作で追加された新しいカットシーンに合わせて新曲が書き下ろされ、BGMは150曲以上に増えたとのことです。単にフルオーケストラにするだけでなく、原作のBGM設計を分析したうえで、壮大な場面はオーケストラの力を生かし、素朴な曲は楽器を絞るなど、原作の緩急を守る形でアレンジされています。さらに興味深いのは、生演奏のオーケストラの中に、NINTENDO 64版の音源をもとに再現した音を一部混ぜている曲もある点です。当時のゲームを遊んだ人にとって懐かしさを感じられる仕掛けといえそうです。

環境音やSEにもこだわりが込められており、木々の葉が風で揺れる音や、岩を伝う水の音、虫や鳥の声など、画面に描かれたもの一つひとつに音の存在を感じられるよう作り込まれています。コキリの森では、滝つぼに近づくと音が臨場感を増し、遠ざかると薄れていくなど、空間に応じて音が変化する演出も加えられているとのことです。

新しく追加された要素

オカリナの演奏方法にも変化があります。原作でもおなじみの「メロディを演奏して攻略に役立つ効果を発生させる」という要素は健在ですが、今作ではボタン操作に加えて、Nintendo Switch 2のマイク機能を使い、鼻歌を歌ったり楽器を演奏したりすることでもオカリナを奏でられるようになりました。また、これまでの冒険を物語のように振り返れる新機能「時の軌跡」や、スマートフォン向け連携サービス「ZELDA NOTES」にも対応しています。amiiboとの連動要素も用意されており、2027年発売予定の「こどもリンク」「こどもゼルダ」のamiiboを読み込むと、ゲーム内で特別なお面が手に入るほか、他の「ゼルダの伝説」シリーズのamiiboでも冒険に役立つアイテムを入手できるとのことです。

よくある疑問

原作を知らなくても楽しめる?

物語の基本的な流れやシステムは原作を踏襲しつつ、グラフィックやボイス、遊びやすさが現代向けに調整されているため、初めて触れる人でも入りやすい作りになっていると考えられます。

オカリナの演奏はどう変わった?

従来のボタン操作に加え、Nintendo Switch 2のマイクを使って鼻歌や楽器演奏でもメロディを奏でられるようになった点が新しい特徴です。

音楽は全部新しく作り直されたの?

新曲も多く追加されていますが、開発陣はコキリの森のBGMのように原作のモチーフを生かしながらアレンジしており、一部の曲にはNINTENDO 64版の音源をもとにした音も混ぜ込まれています。原作のファンが聴いても違和感のないよう配慮されている点がポイントです。

編集部の視点

今回のリメイクで印象的なのは、グラフィックを刷新しつつも「体験は変えない」という方針が貫かれている点です。任天堂のインタビューでは、画面が綺麗になったからといって素朴な曲までフルオーケストラにするのではなく、原作のBGM設計を分析したうえでシーンごとに音量ではなく曲の内容でメリハリをつけるという工夫が語られていました。単なる見た目のリメイクにとどまらず、原作が持っていた情緒をどう今の技術で再現するかに重きが置かれていたことがうかがえます。編集部としては、NINTENDO 64版の音源を一部そのまま忍ばせているというエピソードに、当時のプレイヤーへの細やかな配慮を感じます。amiiboや新機能による遊びやすさの向上も含め、懐かしさと新しさのバランスを取ろうとした一本だと感じます。

まとめ

  • 「ゼルダの伝説 時のオカリナ」のフルリメイクがNintendo Switch 2向けに11月5日発売された
  • グラフィック・フルボイス化に加え、150曲以上のサウンドが新たに作り込まれ、原作の音源を一部再現した曲もある
  • マイクを使ったオカリナ演奏や「時の軌跡」などの新機能、amiibo連動要素も追加されている

参考・出典

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