パキスタンのラワルピンディで行われたODI三国対抗戦で、イングランドが大量得点をあげながらも、スリランカに逆転負けを喫するという衝撃的な試合が起きました。イングランドのハリー・ブルック選手が自己最速のペースで202点という大記録を打ち立てたにもかかわらず、スリランカが430点という史上2番目に高い成功チェイス(追いつき勝利)を達成し、チームを勝利に導きました。クリケットの記録が次々と塗り替えられた一戦として、海外メディアでも大きく取り上げられています。
何が起きたのか:試合の結末を先に整理
イングランドは50オーバーで429点4失点という大量得点を記録しました。中心となったのはハリー・ブルック選手で、202点という自己最高かつイングランド選手として史上初の二重センチュリー(200点超え)を達成。これまでのイングランド最高記録だったベン・ストークス選手の182点を上回りました。さらにこの202点は、わずか114球で達成されたもので、ODI(ワンデー・インターナショナル)史上最速の二重センチュリーともなりました。男子ODIにおける二重センチュリーは史上14人目の快挙です。
しかし試合はここで終わりませんでした。追う立場のスリランカが、49.5オーバーで430点8失点を記録し、2ウィケット差で勝利。ラトナーヤケ選手が130点、アヴィシュカ選手とシャナカ選手がそれぞれ97点を記録するなど、チーム全体で大量得点を積み上げ、史上2番目に高い成功チェイスを達成しました。
経緯を時系列で整理
- イングランドが先攻し、50オーバーで429点4失点を記録
- ハリー・ブルック選手が114球で202点を達成し、イングランド史上初の二重センチュリーに
- スリランカが追撃を開始し、ラトナーヤケ選手やアヴィシュカ選手、シャナカ選手らが得点を重ねる
- 49.5オーバーで430点8失点に到達し、2ウィケット差でスリランカが勝利
- 勝利の決勝打を放ったのはジャニト・リヤナゲ選手で、チームメイトから祝福を受けた
なぜこの一戦が話題になっているのか
クリケットのワンデー・インターナショナル(ODI)は、1チーム50オーバー(1オーバーは6球)で得点を競う形式の国際試合です。1試合で200点を超える個人得点は非常にまれで、イングランド代表選手がこれを達成したのは今回が初めてでした。さらにそのスピード(114球)も歴代最速という、二重の記録達成でした。
通常であれば、これだけの大量得点を記録したチームが勝利するのが一般的ですが、今回はスリランカが430点という目標を追いつき、逆転勝利を収めました。これは男子ODIの歴史の中でも2番目に高い「成功チェイス」(相手の得点に追いついて勝つこと)とされ、記録ずくめの試合展開が大きな注目を集める理由となっています。
よくある疑問
Q. ブルック選手の202点はどれくらいすごい記録なのか?
イングランド代表選手によるODIでの二重センチュリー(200点超え)は今回が史上初めてで、これまでの自国最高記録であったベン・ストークス選手の182点を上回りました。また114球での達成は、ODI史上最速の二重センチュリーとなります。
Q. スリランカの430点チェイスはどれくらい珍しいのか?
男子ODIの歴史において、相手の得点に追いついて勝利した「成功チェイス」の中で2番目に高い記録とされています。1試合でこれほどの大量得点を両チームが記録すること自体が非常にまれです。
Q. この試合はどの大会のものか?
パキスタンのラワルピンディで行われているODI三国対抗戦(トライシリーズ)の一戦です。
編集部の視点
ブルック選手の202点は、得点数だけでなくそのスピードの面でも歴代最速という、まさに歴史的な快打でした。それにもかかわらずチームが敗れてしまった点は、クリケットというスポーツの奥深さを感じさせます。編集部としては、個人の大記録とチームの勝敗が必ずしも一致しない展開こそが、この競技の面白さであり、今回これほど話題になった理由だと感じます。またスリランカ側も、複数の選手が90点台から100点を超える活躍を見せており、チーム全体の打撃力の高さが逆転勝利を支えたと言えそうです。
まとめ
- イングランドのハリー・ブルック選手が114球で202点を記録し、自国史上初の二重センチュリーかつODI史上最速を達成
- イングランドは429点4失点という大量得点を記録したが、スリランカが430点8失点で追いつき逆転勝利
- スリランカの430点チェイスは男子ODI史上2番目に高い成功チェイスとされ、記録ずくめの一戦となった


